魂の気の養成(植芝盛平翁語録)

 この道は天に学び、地にまなび、宇宙の中心に結んで、自己の息に結び遂げていくものであります。
 魂の気の養成と立て直しをしなければなりません。
 全て結び(産霊)でなければ稽古が無駄になるからであります。
 声なき声をもって、魂の気を組織しなければなりません。天運循環して生じる中心は自己にあります。
 世界中を和と統一で結んでいくものもまた合気であります。
 [ア]は自ら[メ]は巡る。すべて世の中のことは、おへその中からでてくるひびきであります。
 このひびきに自己を結ぶのであります。
 魂の気で結ばなければ世界中はなかなか結ばれないでしょう。
 世界を結ぶことに地球上の人々はいろいろな立場からこの結びを実践に移さなければなりません。