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【佐倉合気会会報】2024年3月(抄)
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寒さは少しずつ緩み始めています。
今月も稽古を通して心身の調子を整えてまいりましょう。
○稽古について
佐倉合気会における稽古日・時間と稽古の基本方針は、次のとおりです(5月26日(日)は予約が取れなかったため、稽古時間は11:00~12:00となります)。
【稽古日・時間】
・日曜日 9:30~11:20 (剣杖特別稽古)11:30~12:30
・火曜日 19:00~21:00
・土曜日 15:00~17:00
【稽古の基本方針】
佐倉合気会の稽古においては、まず、基礎の技(入身投げ、四方投げ、第一教、呼吸法)とともに、基本技(天地投げ、回転投げ、小手返し投げ、第二教~第五教)を重点的に稽古します。さらに、合気道の技をより深く修得するため、週単位で次の課題を稽古するものとします。(以下略)
なお、稽古におけるマスク着用は、個々人の選択を尊重し、着用・非着用のいずれでも結構です。手指の消毒は、引き続き励行いたします。
○稽古場所について
稽古場所は、特に断りがないかぎり市民体育館柔道場となります。
他団体との競合や先行予約により同柔道場を予約できないときは、稽古をお休みとするか、それとも他の場所をお借りするか、その都度ご案内いたします。
○稽古日程
次のとおり、本年5月末まで市民体育館柔道場の予約が確定しました。
【3月】
3月2日(土) 正面打ち
3月3日(日) 横面打ち・剣杖特別稽古
3月5日(火) 横面打ち
3月9日(土) 横面打ち
3月10日(日) 片手取り(交差取りを含む)・剣杖特別稽古
3月12日(火) 片手取り(交差取りを含む)
3月16日(土) 片手取り(交差取りを含む)
3月17日(日) 諸手取り・剣杖特別稽古
3月19日(火) 諸手取り
3月23日(土) 諸手取り
3月24日(日) 両手取り・剣杖特別稽古
3月26日(火) 両手取り
3月30日(土) お休み(佐倉市事業で使用のため)
3月31日(日) お休み(佐倉市事業で使用のため)
【4月】
4月2日(火) 肩取り
4月6日(土) 肩取り
4月7日(日) 肩取り正面打ち・剣杖特別稽古
4月9日(火) 肩取り正面打ち
4月13日(土) 肩取り正面打ち
4月14日(日) 突き・短刀取り・剣杖特別稽古
4月16日(火) お休み(新体操の団体が予約のため)
4月20日(土) 突き・短刀取り
4月21日(日) 袖取り・剣杖特別稽古
4月23日(火) お休み(新体操の団体が予約のため)
4月27日(土) 袖取り
4月28日(日) 後ろ両手取り・剣杖特別稽古
4月30日(火) 後ろ両手取り
【5月】
5月4日(土) 後ろ両手取り
5月5日(日) 後ろ両肩取り・剣杖特別稽古
5月7日(火) 後ろ両肩取り
5月11日(土) 後ろ両肩取り
5月12日(日) 後ろ片手取り首締め・剣杖特別稽古
5月14日(火) 後ろ片手取り首締め
5月18日(土) 後ろ片手取り首締め
5月19日(日) 後ろ両袖取り・後ろ両肘取り・剣杖特別稽古
5月21日(火) 後ろ両袖取り・後ろ両肘取り
5月25日(土) お休み(全日本合気道演武大会参加のため)
5月26日(日) 呼吸法・天地投げ ※この日の稽古時間は11:00~12:00となります
5月28日(火) 呼吸法・天地投げ
○第61回全日本合気道演武大会について
来る5月25日(土)正午開会予定で、第61回全日本合気道演武大会が日本武道館において行われます。
本会も参加し、演武を行います。皆様のご参加をお願いいたします(道場備付けの参加者名簿にご記入ください)。
○佐倉合気会定期総会について
来る5月26日(日)午後零時30分より、本会の2024年度定期総会を開きます。
ご出席につきましてよろしくお願いします。
○佐倉合同研究会について
本年6月8日(土)午後及び同9日(日)午前の二日間、恒例の佐倉合同研究会を開催いたします。
佐倉合気会にご縁がある方々に声をかけ、担当される方に日頃の合気道についての研究・精進をご披露いただくとともに、稽古を通して親睦を深める機会になればと願っています。皆様のご出席をお願いいたします。
○スポーツ安全保険加入について
スポーツ安全保険は、稽古中の事故による障害等を補償するため、皆様に加入いただいています。
令和6(2024)年度、4月1日以降の稽古において適用されるよう、3月30日(土)までにお申し込みください(中略)。
*** 山根先生の稽古ノートから(23) ***
山根先生が残された稽古ノートから、先生が稽古内容に関して書かれた箇所を整理・編集し、まとめていくこととしています。
先生がご指導してくださった技を思い返すとともに、残されたメモなどを通じて、先生の合気道とその姿勢について今一度ご理解いただければ幸いです。
○1987(昭和62)年7月~同年9月
・1987年07月04日(土) 諸手取り呼吸法(※しっかと持ち、しっかと崩す稽古)、肩取り正面打ち座技と立ち技で一教、立ち技肩取り正面打ち二教、同入身投げ
・1987年07月05日(日) 前半:四の太刀、後半:肩取り正面打ち一教、同二教、同四教、同入身投げ
・1987年07月07日(火) 本日も固いガッチリした稽古 片手取り呼吸法鍛錬、諸手取り呼吸法鍛錬、片手取り四方投げはまっすぐ振りかぶり、まっすぐ振り下ろす
・1987年07月12日(日) 前半:一~四の太刀、後半:(正面打ち、片手取り、両手取りで)一教と入身投げ 春風会:○○初段祝賀会(午後6時山根宅)
・1987年07月21日(火) 片手取りと両手取り(気合いを入れて)
・1987年07月28日(火) 片手取り四方投げ
・1987年08月01日(土) 正面打ち三教、同四教、同一教 ※鍛錬主体の稽古から順次○○ことに慣れることも。暑さ厳しき折柄、稽古で体を痛めすぎないように、気持ちを伸び伸びとさせる稽古を主眼に。伸び伸びとした稽古が暑さに負けぬしっかりした身体をつくることを信じて。
・1987年08月02日(日) 前半:少人数につき、子どもの相手となり、夏休み親子サービスの観あるも等しきかな 後半:両手取り ※○○氏指導中に両手取りに関し質問あったのを受けて。技に正否あると決めつけることなく、自分の信ずるところを行ってくれればそれでよいと思う。信じることをほめるのも稽古である。
・1987年08月03日(月) 少年少女練成会(於:日本武道館)に子ども10名、大人4名参加。「少年老いやすく学なりがたし、光陰は矢のごとく、早や9年を迎えた」の言葉により開会。51団体、約1,100名の参加。正面打ち一教表裏を演武。※よいものを感じるが、もっとキビキビとした元気さ、伸び伸びさを表してもよいと思う(山根感想)。大変ご苦労様でした。大変結構でした。よい思い出になると思います。今日の経験を生かして益々のご精進を。模範演武は磯山博師範。諸手取り呼吸投げ、肩へのかつぎ上げ。
・1987年08月04日(火) 片手取り四方投げ、両手取り四方投げ、同天地投げ、諸手取り呼吸法、正面打ち一教表技と裏技(※できるだけ大きく)、座技呼吸法 ※じゃんけん精神:グー(石)コチコチの石は、○○○することはないが、紙に包まれて負ける。パー(紙):石を包む
・1987年08月09日(日) 座技と立ち技で正面打ち(後ろ両手取りと後ろ肩取りを含む。※思い切り大きく)、同三教
・1987年08月11日(火) 片手取り四方投げ、両手取り四方投げ、横面打ち四方投げ
・1987年08月15日(土) 座技正面打ち入身投げ、立ち技正面打ち入身投げ、掛かり稽古(円座) 座技横面打ちと立ち技横面打ちを加える
・1987年08月16日(日) 前半:杖取り、杖による投げ技 後半:座技正面打ち入身投げ(半身半立ちと立ち技でも)、横面打ち入身投げ
・1987年08月18日(火) 正面打ち入身投げ、片手取り四方投げ、諸手取り呼吸法、座技呼吸法
・1987年08月22日(土) 片手取り中心
・1987年08月23日(日) 杖
・1987年08月25日(火) 諸手取り呼吸法、片手取り呼吸法、同一教、同四方投げ ※呼吸力の養成主眼
・1987年08月29日(土) 片手取り四方投げ、正面打ち四教
・1987年08月30日(日) 前半:杖による四方投げ、杖の握りと○の固まらないことの関連 後半:片手取り四方投げ、同四教(前日の続き)
・1987年09月01日(火) 片手取り四方投げ ※形が中から生まれてくるまで稽古する
・1987年09月05日(土) 両手取り四方投げ、同天地投げ ※暑い中の猛稽古とも言うべき暑中稽古ももうしばらくの間と思われる。
・1987年09月06日(日) 前半:横面、正面打ちの入身の練習。三人組み四方投げ(表と裏)、小手返し
・1987年09月19日(土) 両手取り一教、同二教、半身半立ち呼吸投げ ※立ち技(くぐる技、転換する技を含む)は次回に。
・1987年09月22日(火) 前方、後方の受身の練習。指を開く練習。
・1987年09月26日(土) 半身半立ち掛かり稽古 片手取り四方投げ、同呼吸投げ、両手取り呼吸投げ(前方、後方、側方)、後ろ両手取り呼吸投げ、同四方投げ、同小手返し(次週同じ技を繰り返す)
・1987年09月27日(日) 横一線の受身の練習。 後半:前日と同じ。半身半立ち掛かり稽古。後ろ両肩取りと諸手取りを加える。
・1987年09月29日(火) 半身半立ち掛かり稽古(呼吸投げ) ※気合いを入れて
(中略)