【佐倉合気会会報】2019年7月(抄)

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【佐倉合気会会報】2019年7月(抄)
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梅雨の真っ盛りです。稽古をしていても蒸し暑さを感じることが増えています。
稽古においては、水分補給、随時休憩など体調に配慮してください。無理は禁物です。
稽古をしていて疲れたなと思ったときは、少し休んでください。

2019年9月末までの市民体育館の予約が確定しましたので、稽古日をお知らせします。
稽古の定例日は、日曜、火曜、土曜で、時間は、日曜が午前9時30分より午後零時30分(午前11時30分以降は希望者に対する剣杖の特別稽古)、火曜が午後7時より9時、土曜が午後3時より5時となっています。
稽古日、お休み、課題は、次のとおりです。
佐倉合気会では、まず基礎の技(入身投げ、四方投げ、第一教、呼吸法)とともに、基本技(天地投げ、回転投げ、小手返し投げ、第二教~第五教)を重点的に稽古します。さらに、合気道の技をより深く修得するため、週単位で課題を稽古します。

【2019年7月】
7月2日(火)四方投げ
7月6日(土)四方投げ
7月7日(日)小手返し
7月9日(火)小手返し
7月13日(土)小手返し
7月14日(日)回転投げ・十字絡み投げ
7月16日(火)回転投げ・十字絡み投げ
7月20日(土)回転投げ・十字絡み投げ
7月21日(日)お休み(参議院議員通常選挙のため)
7月23日(火)呼吸投げ
7月27日(土)呼吸投げ
7月28日(日)呼吸投げ(午前11時まで) 注1
7月30日(火)呼吸投げ
注1 7月28日(日)は、参議院議員通常選挙の日取りが同21日で確定したため、選挙管理委員会の予約が取り消され、利用できるようになりました。また、同日、午後1時開会の千葉県連研修大会に参加するため、稽古は午前11時までとしています。

【2019年8月】
8月3日(土)呼吸投げ
8月4日(日)杖取り
8月6日(火)杖取り
8月10日(土)杖取り
8月11日(日)太刀取り
8月13日(火)太刀取り 注2
8月17日(土)太刀取り
8月18日(日)二人取り
8月20日(火)二人取り
8月24日(土)お休み(佐倉市近隣柔道大会のため)
8月25日(日)お休み(極真空手渡邊道場利用のため)
8月27日(火)正面打ち
8月31日(土)正面打ち
注2 例年お盆に当たる時期は稽古のお休みとしていましたが、今年は稽古を行います。

【2019年9月】
9月1日(日)横面打ち
9月3日(火)横面打ち
9月7日(土)お休み(千葉青少年会議所ブロック大会のため)
9月8日(日)片手取り(交差取りを含む)
9月10日(火)片手取り(交差取りを含む)
9月14日(土)片手取り(交差取りを含む)
9月15日(日)諸手取り
9月17日(火)諸手取り
9月21日(土)諸手取り
9月22日(日)両手取り
9月24日(火)お休み(休館日のため)
9月28日(土)両手取り
9月29日(日)肩取り

○千葉県合気道連盟前期研修大会のご案内
7月28日(日)午後1時開会、午後4時30分閉会予定で、千葉県総合スポーツセンター武道館第一道場(千葉市稲毛区天台323)において、千葉県合気道連盟の前期研修大会が開催されます。講師は、(1)流山合気道同好会の鈴木誠師範、(2)成田合気道同友会の佐藤忠夫師範のお二人です。
会員はどなたでも参加できます。他の道場の方々と一緒に稽古することは、とても有益です。ぜひご参加ください(参加費無料)。参加される方は、道場に参加記入表がありますので、ご記入ください。

*** 山根政行著「へちまの葉」(p74~75)から ***
「問いかけ」
俳句の細見綾子さんという方が、朝日新聞の「余白を語る」欄に紹介されておりました。
俳句の初心の人に、「ものをひねくっちゃいかん、純真にみたまゝを表現しなさい。」とよく言われるそうであります。
一見つまらなそうな写生にもその人の力量によって深さ、浅さがあります。といっております。
この細見さんが、自ら求めて引っぱり寄せてきたものが、年をとるにしたがって向こうがわたしをみつけてくれるような気がしだしたといゝ、朝起きても、鳥が鳴いても、花が咲いても、新鮮になって。といっております。
これらのことばには生きて行く意味のようなものを教えられる思いがいたします。
自己をはこびて万法を修証するを迷とし、万法すすみて自己を修証するは悟りなり。と示された道元師の世界をまのあたりにする思いであります。
歌手の都はるみさんが、カムバックの後、楽しそうに歌えることについて、「以前は歌に追われ、廻りを気にし乍ら歌わされていたのが、最近は歌が自分を選んでくれて、歌わせてくれている様に思えて楽しく歌えるようになりました。」という意味のことをいっております。
これも細見さん同様に素晴らしい心境であると思います。
ことばは単に人の音声だけではなく実在するものゝ全てが有する愛護の精神の働き掛けのやりとりであるような気がします。
合気道にあっても切られる所、打たれる所を知って初めて切ることも打つことも可能になり、締めるべくして締め、ゆるめるべくしてゆるめて行く呼吸が技の肝要かと思います。
相手の問いかけをいかに素直に、純真に聞くことができるか、いいかえれば稽古とはその為の修練の場でありましょう。
素晴らしい心境も力量なしにはあり得ないことはいう迄もありません。

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