(開祖講話より)

 この項目は配布した会報の中に載せられた「開祖講話より」九回分をまとめたもので、「合気道神髄・植芝盛平語録・植芝吉祥丸監修」(柏樹社)から抜萃させて頂きました。
 内容は昭和三十四年四月十日に創刊された「合気道新聞」等に「道文」として載せられた植芝盛平翁の語録が中心となっております。
 筆者も開祖のお稽古の折には解からぬながらも真剣に聞かせていただいたものであります。
 「合気道を学ぶ者は古事記を学びなさい。何故ならば合気道は古事記の営みであるのだから」と教えていただきました。
 「合気道神髄」は難解ですが合気道の理念の源を訪ねる宝の山ともいえる著書であります。
 合気道人の座右の書として稽古と共に探究されることをおすすめいたします。