【佐倉合気会会報】2021年7月(抄)

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【佐倉合気会会報】2021年7月(抄)
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 梅雨に入り、曇りと雨が続きます。
 梅雨が明ければ、暑い夏がやってきます。
 稽古により、体の調子を整え、梅雨と暑い夏を乗り切りましょう。

(市民体育館柔道場の利用再開)
 8月1日以降、市民体育館1階の諸施設(柔道場ほか)について、利用が再開されることになりました。
 利用時間は、午前9時から午後5時までとされているため、火曜日は利用できませんが、土曜日と日曜日の稽古は、市民体育館において行うことが可能になりました。
 柔道場の予約は、8月分は利用日の1か月前、9月分は利用日の2か月前に行います。
 したがいまして、7月が終わるまで、8月分と9月分の柔道場予約は確定しません。
 8月1日配信の会報において、8月と9月の確定した稽古場所をお知らせいたします。

(稽古日程と諸注意)
 7月においては、引き続き、火曜日は根郷中学校武道場(佐倉市山王2-37-1)、土曜日と日曜日は(中略)において稽古を行います。
 根郷中学校の施設を利用する上で、次の注意事項の遵守が求められています。
・学校敷地内はすべて禁煙です。
・許可された場所以外への立入は禁止です。
・ごみはお持ち帰りください。 等
 根郷中学校武道場では、稽古開始前に畳を敷き、稽古終了後に片付けることが必要です。ご協力をお願いします。
 また、コロナ・ウイルス感染拡大防止のため、稽古では引き続き、(1)マスクの着用、(2)手指の消毒、(3)畳の消毒、(4)非接触の稽古(杖など)とともに、徒手の稽古では相手を固定するなどを徹底します。

 7月、8月は、暑さ対策として土曜日と日曜日の稽古は普段よりも短縮し、残余の時間は各個人の稽古・研究に充てることとしています(火曜日の稽古は通常どおりです)。

 【7月】
 7月3日(土) 15:00~17:00
 7月4日(日) 9:30~11:30
 7月6日(火) 根郷中武道場19:00~21:00
 7月10日(土) 15:00~17:00
 7月11日(日) 9:30~11:30
 7月13日(火) 根郷中武道場19:00~21:00
 7月17日(土) 15:00~17:00
 7月18日(日) 9:30~11:30
 7月20日(火) 根郷中武道場19:00~21:00
 7月24日(土) 15:00~17:00
 7月25日(日) 9:30~11:30
 7月27日(火) 根郷中武道場19:00~21:00
 7月31日(土) 15:00~17:00

 【8月】
 8月1日(日) 市民体育館柔道場9:30~12:30
 8月3日(火) 根郷中武道場19:00~21:00注
 8月7日(土) 市民体育館柔道場15:00~17:00
 8月8日(日) 市民体育館柔道場9:30~12:30
 8月10日(火) お休み(暑中休暇)
 8月14日(土) お休み(暑中休暇)
 8月15日(日) お休み(暑中休暇)
 8月17日(火) 根郷中武道場19:00~21:00注
 8月21日(土) 市民体育館柔道場15:00~17:00
 8月22日(日) 市民体育館柔道場9:30~12:30
 8月24日(火) 根郷中武道場19:00~21:00注
 8月28日(土) 市民体育館柔道場15:00~17:00
 8月29日(日) 市民体育館柔道場9:30~12:30
 8月31日(火) 根郷中武道場19:00~21:00注
 注:8月から11月までの根郷中武道場(佐倉市学校施設開放)については、利用継続を申請中です。

 【9月】
 9月4日(土) 市民体育館柔道場15:00~17:00
 9月5日(日) 市民体育館柔道場9:30~12:30
 9月7日(火) 根郷中武道場19:00~21:00
 9月11日(土) 市民体育館柔道場15:00~17:00
 9月12日(日) 市民体育館柔道場9:30~12:30
 9月14日(火) 根郷中武道場19:00~21:00
 9月18日(土) 市民体育館柔道場15:00~17:00
 9月19日(日) 市民体育館柔道場9:30~12:30
 9月21日(火) 根郷中武道場19:00~21:00
 9月25日(土) 市民体育館柔道場15:00~17:00
 9月26日(日) 市民体育館柔道場9:30~12:30
 9月28日(火) 根郷中武道場19:00~21:00

*** 山根政行著「へちまの葉」(p118~119)から ***
   「亀」
 朝日新聞に読者の声を集めた「声」というコーナーがありますが、十一月十八日付でとても素晴らしい話がありました。
 千葉県鎌ヶ谷市にお住まいの八十八才の方のお話です。
 十七年間飼っていた二匹の亀の将来を思って近くのお寺の池に放しに行ったところ、放たれた亀がおじいさんの後を追いかけて戻ってきた、という話であります。
 十七年前にお祭の夜に買った小さな二匹の亀はオスはクロ、メスはチビ、と名付けられて甲羅の大きさが三十センチに迄育ったそうであります。
 メスのチビは散歩につれてきてもらったと思ったのでしょうか、すぐに池に飛びこんだそうですが、オスのクロは足元にまとわりついていたそうであります。
 おじいさんが本堂で「亀をお願いします」と祈って帰りかけたところ、二匹の亀はネズミのように亀にしては早駆けで追いかけてきたそうであります。
 おじいさん自身も亀がこんなになついていたとは想像していなかったようで、大切に連れて帰ったそうであります。
 亀と人との間にどのような理解の仕方が存在するのか全くわかりませんが、少なくとも亀に何かわかるか、などという思いがあるとすれば、それは大きな誤りであるということだけは確かなようであります。
 人は自分の理解の範囲内で物事を判断し易いものでありますが、とらわれ、こだわり、といったことから少しづつ解放されて、自分の中の自然さをどんどん出してゆきたいものであります。
 又、合気道の稽古もそのような方向に添うものであって欲しいと願っております。
 この記事に関連して、十一月二十六日付で「読者の反響続々」と声編集長からの報告がありました。