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【佐倉合気会会報】2019年10月(抄)
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稽古の汗が気持のよい季節を迎えました。
体も心も伸び伸びと稽古を続けましょう。
2019年12月末までの市民体育館の予約が確定しましたので、稽古日をお知らせします。
稽古の定例日は、日曜、火曜、土曜で、時間は、日曜が午前9時30分より午後零時30分(午前11時30分以降は希望者に対する剣杖の特別稽古)、火曜が午後7時より9時、土曜が午後3時より5時となっています。
稽古日、お休み、課題は、次のとおりです。
佐倉合気会では、まず基礎の技(入身投げ、四方投げ、第一教、呼吸法)とともに、基本技(天地投げ、回転投げ、小手返し投げ、第二教~第五教)を重点的に稽古します。
さらに、合気道の技をより深く修得するため、週単位で課題を稽古します。
【2019年10月】
10月1日(火)肩取り
10月5日(土)肩取り
10月6日(日)肩取り正面打ち
10月8日(火)肩取り正面打ち
10月12日(土)お休み(秋祭りのため)
10月13日(日)突き・短刀取り
10月15日(火)突き・短刀取り
10月19日(土)突き・短刀取り
10月20日(日)袖取り
10月22日(火)袖取り
10月26日(土)袖取り
10月27日(日)後ろ両手取り
10月29日(火)後ろ両手取り
【2019年11月】
11月2日(土)後ろ両手取り
11月3日(日)後ろ両肩取り
11月5日(火)後ろ両肩取り
11月9日(土)お休み(佐倉市生涯スポーツ課事業のため)
11月10日(日)お休み(渡邉道場(空手)使用のため)
11月12日(火)後ろ片手取り首締め
11月16日(土)後ろ片手取り首締め
11月17日(日)後ろ両袖取り・後ろ両肘取り
11月19日(火)後ろ両袖取り・後ろ両肘取り
11月23日(土)後ろ両袖取り・後ろ両肘取り
11月24日(日)呼吸法・天地投げ
11月26日(火)呼吸法・天地投げ
11月30日(土)呼吸法・天地投げ
【2019年12月】
12月1日(日)第一教
12月3日(火)第一教
12月7日(土)第一教
12月8日(日)第二教
12月10日(火)第二教
12月14日(土)第二教
12月15日(日)第三教
12月17日(火)第三教
12月21日(土)第三教
12月22日(日)第四教
12月24日(火)(調整中)第四教
12月28日(土)(調整中)第四教
※12月29日(日)から1月3日(金)までの間、佐倉市民体育館は年末年始の休館となります。
○行事等の予定
・11月2日(土)、3日(日)、千葉県総合スポーツセンターにおいて第14回千葉県地域社会合気道指導者研修会が開かれます。講師は本部道場の小林幸光師範、合気道館小倉台道場の岡本昇氏、柏合気会の宮等氏で、参加資格は初段以上です。
10月15日(火)締切です。可能であればできる限りご参加下さい。
*** 山根政行著「へちまの葉」(p80~81)から ***
「声よ 光よ」
声よ光よ 澄み澄み亘れ
細むとも 撓むとも
底なき底の声ならば
先なき先の先までも
照らす光の声となれ (春 風)
世俗のかせから解き放たれた自分が新らたな創造の世界に入って行くことはこの上もなく楽しいことであります。
新年を迎えて皆様は如何にあるべきか、どのようにありたいか、さまぎまなことを思い浮かべておられることと思います。
小生も近年、時につけ折に触れ感じることがいくつかありますが、なかでも印象的なことは、人の動作の基本の内には意志と言葉が語り掛ける「声」の部分があることに気付いたことであります。
部分というよりも全てといっても言過ぎではないかも知れません。
ことばは「心とからだを結ぶ」といわれておりますが正にその通りのように思います。
動作が人の意志の現われであるとすれば目にみることのできない幽の世界がことばとなり声となって顕われてきたものと考えられるからであります。
「行くぞ」「どうぞ」、「来るな」「いやだ」、といった具合に意志が声となり、動作となって現われてくるからであります。
顕幽、表裏、呼吸といった世界、相対する世界、この中にあって始めて人は座ることも、立つことも、歩くこともできることを知るべきであります。
光を考え続げたアインシュタイン博士の「単純なものほど美しい」といったことばは合気道にも通じるものがあると思います。
即ち、底なき底の声を、先なき先に現わす為にも余った部分を切り捨て、濁った部分を浄化して行くといった作業が日々の稽古を通じて行われているからであります。
今年も良い年でありますように。