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【佐倉合気会会報】2020年6月
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非常事態宣言は解除され、市民体育館の利用は再開されることとなりました。
しかし、新型コロナ・ウイルスの感染終息にはまだ至っていません。
稽古再開に当たっては、細心の注意を払ってまいりましょう。
市民体育館は6月15日(月)より順次再開と決まりましたが、利用時間は当面午前9時から午後5時までとされ、また、柔道場の利用は6月23日(火)からとなりました。
当面、火曜日の夜の稽古は実施できませんので、佐倉合気会の稽古は6月27日(土)に再開となり、6月中の稽古は、翌28日(日)の稽古と合わせ2回となります。
当面、剣や杖を使い人との距離を取った稽古を中心に行っていく予定です。
また、当面の間、ビジターの方の参加はお控えいただき、当会の会員のみでの稽古とさせていただきます。
市民体育館の予約は、2020年8月末まで済んでおり、稽古定例日(日曜:午前9時30分~、火曜:午後7時~、土曜:午後3時~)における予約済みとお休みは、以下のとおりです。
なお、佐倉市の方針により、当面、市民体育館の更衣室・シャワー室は利用できませんのでご注意ください。
【6月】
6月2日(火)お休み(休館のため)
6月6日(土)お休み(休館のため)
6月7日(日)お休み(休館のため)
6月9日(火)お休み(休館のため)
6月13日(土)お休み(休館のため)
6月14日(日)お休み(休館のため)
6月16日(火)お休み(柔道場利用休止のため)
6月20日(土)お休み(柔道場利用休止のため)
6月23日(火)お休み(利用時間制限のため)
6月27日(土)
6月28日(日)
6月30日(火)お休み(利用時間制限のため)
【7月】
7月4日(土)
7月5日(日)
7月7日(火)(利用時間制限の解除待ちとなります)
7月11日(土)
7月12日(日)
7月14日(火)(利用時間制限の解除待ちとなります)
7月18日(土)
7月19日(日)
7月21日(火)(利用時間制限の解除待ちとなります)
7月25日(土)
7月26日(日)
7月28日(火)(利用時間制限の解除待ちとなります)
【8月】
8月1日(土)
8月2日(日)
8月4日(火)(利用時間制限の解除待ちとなります)
8月8日(土)
8月9日(日)
8月11日(火)(利用時間制限の解除待ちとなります)
8月15日(土)
8月16日(日)
8月18日(火)お休み(学校職員健康診断のため)
8月22日(土)お休み(佐倉市近隣柔道大会のため)
8月23日(日)
8月25日(火)(利用時間制限の解除待ちとなります)
8月29日(土)
8月30日(日)
○2020年度スポーツ保険への加入について
稽古中のけがなどに備えるため、稽古の再開後、初めて出席するときに、2020年度スポーツ保険への加入をお願いします。
申込み用紙は道場にあります。
保険料は、中学生800円、高校生以上64歳以下1,850円、65歳以上1,200円です。
○体育館利用再開に当たっての留意事項
利用に当たり次の条件が付されていますので、よろしくお願いいたします。
(1)発熱等の症状がある場合は利用しない
(2)利用者名簿に記入する
(3)マスク持参
(4)人との間隔を2m空け、大声の会話をしない
(5)館内飲食は水分補給のみ
(6)換気のため出入口・窓を開放する
(7)施設管理者の指示に従う
*** 山根政行著「へちまの葉」(p94~95)から ***
「手談」
大岡信さんは「言葉は単なる言葉でありながら、深い意味で人間そのものである。」といっております。(朝日新聞)
日常かわされる言葉を単に言語とするだけでなく、発する人、受けとる人の奥底に通じる意志や体験といったものが響き合うところに意味があるのだということでありましょうか。
「言霊とは折り合いをつけながら自らの姿を整えること。」「言霊とは腹中にタギル血の姿を言う。」といった先人の解釈には傾聴に値するものがあります。
ちょうど布が切っても切っても端を生じるように言葉にも偏ることなく一切の端を含み持つといった中心の考え方が成り立つからであります。
この解釈を拡大いたしますと、人の声のみならず、行ないそのもの、あるいは自然界の現象といったことがらもことごとく調和を求める本体であるといった考え方に至ることも可能であります。
囲碁の世界には対局を別名「手談」とも言うそうであります。
盤上の石が、打ち手の意志をそのまゝ単的に表現されて言葉そのものになり切るからであります。
合気道の稽古にあっても、切られるところ、突かれるところを知ってこそ切ることも、突くこともできるといった要素があるように思います。
「合気とは言霊の妙用である。」という尊い教えがあります。
よくよく吟味すべきであります。
ともあれ、技の仕組の解明には困難に比例した分のよろこびが伴なうものであります。
このよろこびの庭に志を同じくする皆様と共に立ちたいものであります。
庭に立ちたや武産の
技のさきわうこの庭に
神楽舞いたや神々の
栖み集いたるこの庭で